陰と陽の狭間に生きる

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この話を詳しくしようとすると、”何がしたいんですか?”と良く聞かれます。
確かに、”迷彩服作って、非人間的な動作を練習して、野山うろついてます”
なんて言えば、聞く方の頭にはハテナが飛ぼうというもの。

何というか、全てが分業化され、寒暖も、臭いも、風も自分で感じる必要が
なく回ってゆく現代の消費型都市生活がどうも”足りない”気がしてならないの
ですよ…それでとあるキャンプで大地と戯れていると。

五感の使い方を広げ、自然界の全てを感じていながら、逆に自然界には
負荷や痕跡、影響を与えない。そんなネイティブアメリカンの古来の方法です。
自分の五感を取り戻し、古来のサバイバルの技術を体験しながら、
その背景にある考え方も身につけたいわけで。

今回の具体的なテーマは環境の中で姿を隠す技。
姿を隠す、といっても何かの後ろに隠れるのではありません。
背景の明暗やコントラストを利用して、そのものの”前”に隠れます。
相手のことは100%見えていながら、相手はこちらに気づかない、という具合。

その為には人らしい輪郭や動きを消していく具体的な技術に加え、
周りの環境の特徴を意識して、その特徴の際に自分の身を隠していきます。
環境の特徴を陰と陽に分け、それを使い分けるために自らの立ち位置を
その狭間に置いてコントロールする、という考え方も教えられました。
実践的な技術と合わせて聞くと、まるで自分の魂に刻まれてゆく感じ。

特別講師には”根本的な理屈を理解している”とほめて貰って喜んだり。
最後これだと思うところにうまく隠れたと思ったらポケットの携帯が鳴って
みたり。転げ回った週末でした。

さて、皆さんはどこに人がいるのか分かりますか…?

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