若い人達へ-助けて欲しいんだ。

Peace

若い人達へ。
要するに選挙に行こうよって話なんだけどさ。
この国が結構怖いことになりそうなのを助けて欲しいんだ。
少し前に、富田さんの書き込み大方わかんない、と言われてさ。
確かに自分自身、世の中どうなってんのかちっともわかってない。

でもわかんないなりに世の中の出来事を追っかけてみていて、
少し気づいたことはシェアしたいと思っててさ。

世界中の人達も、同じようにわからなくて困ってるみたい。
何がって、自分達の社会をどんな風にして、どんな風に生きて行ったらいいか?ということについて。
それで、一つの国の中でも意見が分かれて、デモや暴動が起きたりしてる。
アメリカ発のオキュパイ運動、カナダ発のIDLE NO MORE、エジプト、トルコ、ブラジルのデモとか。
何が問題になってんだろうね?

自分の勘違いかもしれないけど、みんながこんなに悩まなきゃならなくなったのは、ネットや流通が本当に発達して、世界中で商売が出来る様になった、それで随分社会の様子が変わってしまった事にあるみたいなんだ。

世界中から一番安いものを仕入れてきて、売りやすいところで売ることが出来る。買う方としてもいいものが安く手に入って素敵なことだけど、一方で、そこそこの値段で売ってた町のお店は商売にならなくなった。個人がそこそこの商売で収入を得ることが難しくなってしまったみたいなんだ。

じゃあ大きな企業で働ければ安泰かというとそうでもなくなってしまった。日本にある会社でも、実は世界の会社とシェアや利益を競争してるから、出来るだけ安い経費、給料で、出来るだけ沢山の商売や仕事をこなさなきゃ、となってしまって、人より手の遅い人は、必要とされなくなってしまった。昔はそんな人でも職場のムードメーカーだったり色々な役割があったんだけどね。

個人で商売を起こすのも、大きな会社に務めるのもきつい、ってことはどうしたらいいんだろうね。でもそうした一人一人の悩みとは違う次元で、国としては大きな会社が商売しやすいようにルールを変えて行こうとしている。会社への税金を下げたり、従業員を解雇しやすいようにしたり。輸出入の関税をなくすための交渉も海外と始まってる。そうやって大きな会社が日本に来てくれたり、日本の会社が大きくなることを期待しているわけ。

でもね、それでみんなが幸せになれるかは、どうも怪しいんだ。世界規模で大きくなった会社は、本社を税金のない国に置いたりして税金を払わないって事をしてる。税収が得られないんだから国が豊かになるわけじゃないよね。それから、会社の社長レベルの人はものすごい給料をもらうけど、普通の従業員はとても低い給料しかもらえない。何とか仕事はあるけど、割りがイマイチあってない。そうした、人によって随分と大きな差がついたことにみんな気づき始めたんだ。

経済学者は、お金持ちをもっとお金持ちにすると、そうした人たちが更に大きな商売を起こして、みんなの仕事や給料も増えて豊かになる、って言ってた。だけど、アメリカでは2010年には1%の人が世の中の9割の富を独占してる、って状況が分かって、オキュパイ運動が起こった。よりお金持ちになったお金持ち達は自分達がそれを独占しただけだった。

カナダでは、川や運河が人々の生活にとても重要でさ、水源や川沿いの土地を長いこと大切に管理、保護してきたんだけど、大きな会社が開発したいってんで政府が法律を変えた事から、水源を奪われる原住民を発端とした反対運動が始まった。IDLE NO MORE、もう俺たちはそうした状況に無関心ではいない、黙ってはいないぞ、とね。

大きな会社が自然を切り開いて大きな商売をしても、その社長級の人達だけすんごい給料を貰って、その他の人達はあまり豊かになれない。なんだかおかしいよね。みんなの地球なのにさ。

アラブの国々でも政権が代わって、今まで利益を独占してた人達による政治から、より民主的な政府になったはずだったんだけど、宗教色が強いことにまた反対運動が起こってる。昔ながらの宗教的な道徳観で世の中を治めるってのも、やはりもう時代に合わないみたいなんだ。宗教と言えど、一つの価値観で社会をバランスさせるのは難しくなってきたみたい。

どの国でも、国を超える大きさになってしまった会社に手を焼いてるみたいなんだよ。ひとつひとつの国の法律じゃ縛れない。なんかすごい利益を与えてくれそうだから来て欲しいけど、自分たちのルールは変えなきゃならないし、逆にすごい利益を持って行かれちゃうかもしれないし。うまく折り合いをつけなきゃならないんだ。要するには、自分たちの社会のあり方も相当変えて対応しなきゃならないから、混乱と不満が生まれてる。もう、とっくに社会の方は変わってしまっているんだけど、ルールの調整が間に合わない。

本当はこうした国を越えた経済の動きを、世界中の国が協力して向かい合っていかなければならないはずなんだけど、国内の調整が間に合わないことによる貧困や不満が先に盛り上がってしまうので、その不満を周りの国に向ける事でガス抜きするようになるんだ。それとか、国内にいる外国人のせいだ、と言ったりね。なになに人はずる賢いだの、その国の知り合いが一人もいない、ろくに話した事も無い人が悪口を言う。自分の無知をさらけ出してて恥ずかしいけど、まぁ、そこでスカッとするのが気持ちいいというわけ。

不満が世の中にあるときは、政治家も強い言い方すると受けるの分かってるから、”国を愛する”とか、”力強く経済を立て直す”なんていい始める。そして”外国からの脅威には断固として対応する”と言ってやっぱり武器を持っとくのがいいって事になる。

流れが、見えたかな?

見えたら、ちょっと待って欲しいんだよ。

問題は、世界中の変化に対応してどう自分たちの社会を作るかってことだよね?
各国の法律で縛れない大きな会社の動きを、どうやって世界中で協力してルール作りしていくか、とか、
百倍も千倍も差がつきすぎてしまった貧富の差を、なんかそれやり過ぎじゃない?と直す事とか、
各国の中では、社会や商売の様子が変わっても、病気や障害、お年寄りも含めて社会的に弱い人を守り続けることが出来る様に考えないとならないよね?

戦争するための準備とか、本来の問題を放っぽっといて、すごいわき道に反れてないだろうか?
それで、戦争になったら、真っ先に戦地に行くのは、ただでさえ数が少ない若者からだよ。
こどもはますますいなくなりそうだよね。

憲法って、”私たちの国はこういう考え方で社会をつくり、やっていきます”
っていう最低限のことが書かれたものなんだけどさ、今までは、
“どんなことがあっても戦争という手段で解決するなんて事はしないよ”、
つまり、ちゃんと話し合って、理解しあう努力をするよ、という国だったのが、
“問題がこじれたら闘う事もあるよ”、”その時は国民は文句言わずに従えよ”、
という風に変えられようとしてる。

僕らは世界の国々とそういう風に向かい合いたいと思ってるんだろうか?

違うと信じたい。
でも、世の中に漠然とした不安があるときは、そういう事が起こってしまうものなんだ。

世の中の雰囲気に流されないで欲しいんだ。
なんとなくの気分に飲まれずに、自分はどんな社会に生きてたいか、イメージして欲しいんだ。
そのイメージは一人一人違ってて構わない。
そうして違う事が豊かで素晴らしい事なんだと、認め合える社会の方が幸せなはずなんだ。
多様性ってやつだね。社会にとっていいアイデアってのは、多様な考えの中から生まれてくるんだ。

でも少なくても、その幸せな未来のイメージの中に、戦争なんて殺しあう方法で世界と向かい合う事は嫌だ、という一緒の想いがあってくれると本当に嬉しい。

“私はこう思う”と世の中に示す方法が選挙なんだ。
未来の生き方を選ぶってことでは、自分が自分の夢に向かって行動するのと同じ。
きちんと社会に向かってあなたの意思を示して欲しいんだ。
戦争ではなく、多様さを認め合う豊かな未来の方がいいって。

夏のいいシーズンだし、日曜は海行く予定も立ってるかもしれないね。
そしたら金曜や土曜のうちに必ず投票しに行ってくれないかな。
戦争の無い、多様で豊かな未来のために。

長々読んでくれてありがとね。
楽しい未来で会おうね。
興味があればでかいシャボン玉の作り方とか教えるよ。

コメントする

UA-19916095-1