イエローストーン

ちょいと前の話でありますが、イエローストーン国立公園に行った写真をば。
イエローストーンはアメリカではじめて国立公園となったところで、
最近はマグマだまりが相当上昇してきていて、いつ噴火して行けなくなるか分からない、なんて言われているところです。

バッファローやハイイロオオカミの保護の取り組みや、
一方で落雷などで自然発生した山火事は自然消化に任せ、
あくまで自然の自力回復に任せる方式など、
人と自然の関わり方のとても興味深い取り組みの現場でもあります。

園内はこの地図の様に大きく8の字になっていて、
北側と南側の2つのループがあります。
園内の主要数か所には宿泊施設やキャンプ場もあるのですが、
数年前から予約でいっぱい、という状況で直前ではまず予約は不可能です。

で、5か所あるゲート近くの町に宿泊、という事になるのですが、
西ゲートそばのWest Yellowstoneという町が北ループ、南ループどちらに行くにしてもアクセスが良いわけです。

ただしまずどうやってその町に入るか、というのが難問です。
ガイドブックには南ゲートのさらに南、グランドティトン国立公園の南のJackson Cityに飛行機で入るのが入りやすいから、そこに泊まれ、というものや、West Yellowstoneに飛行機で入れ、というものが一般的なのですが、West Yellowstoneはかなり便数が少なくて、Jackson Cityも公園から結構距離があるので、毎日通う場所ではないんではないかと。

妻が入手した情報によって今回はBozemanという北ゲートのかなり北の町に飛行機で入り、レンタカーでWest Yellowstoneを基点にすることにしました。NYからの飛行機代は他の2都市より格段に安かったです(13万と8万)。

以下色々写真など。

降り立ったBozemanの空港では熊がお出迎え。
午前中に到着したので、一気に車でWest Yellowstoneに南下しました。
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West Yellowstoneで昼ご飯を食べて、午後は公園へ。
写真は西ゲートです。普通の車は$25払って、1週間出入り自由になります。
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南ループの左下、Grate Faithful、巨大な間欠泉で、
長年、約90分のインターバルを守って吹き上げるのでこの名前がついてます。
近隣には大小さまざまな間欠泉があって、箱根の大涌谷や別府の**地獄みたいな
光景が広がってます。しかし、どれもとにかく規模が桁違い。
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木道を踏み外すと、地面がもろいから大変なことになるぜ、という注意書き。
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2日目は娘たっての希望で午前一杯乗馬ツアー。
実はこれは公園内ではなくて、West Yellowstoneの西、車で10分ほどのところにある牧場です。
午前、午後、夕方の3時間ほどの乗馬ツアーがあり、近隣の野山をのんびりと歩いていきます。
公園内の乗馬ツアーはやはり予約が大変で、時間も短く、園外のこのツアーはとても満足できるものだったと思います。
3時間で$67というのも決して高くはない。
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山から下りてくるところなど、なかなか景色の良いところがいくつもありました。
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2日目午後はまた園内へ。南ループGrand Prismatic Springの近く。
湧き出す温泉の流れが階段状の模様を作り出しています。
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これがそのGrand Prismatic Spring。七色に輝く泉。
湧き出すところは緑やエメラルドのグラデーション、そして周囲は黄色、オレンジ、赤などのグラデーション。
この赤系の色たちは日本の温泉の鉄分や硫黄分の色ではなく、この温泉に生息する微生物の色であると。
初めてこの地を踏んだ白人の探検隊は、帰って7色の泉の話をしても、誰にも信じてもらえず、
次の探検には画家や写真家が同行し、やっと認知されるようになったと。
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湧き出す底は藍、青、そして緑、周囲は黄色になり、周辺はオレンジや赤のグラデーションとなる。
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南ループ、イエローストーン湖の西端、West Thumb。
湖畔にも温泉が湧いてます。
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湖の光景。
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その近くにも七色の温泉がそこかしこに。
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湖の縁の部分。そのビビッドな鮮やかさ。
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で、たまに車道近くをバッファローがフツーに歩いてる。
どうやら仲良しの2頭がいつもお散歩してるらしく、毎日出会いました。
ところでバイソンとバッファローの違いってのを調べてみると面白いかも。
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3日目は北ループ、Canyon Villageの辺りを中心に。
まずSouth Rimと呼ばれる南岸からの眺め。
この渓谷の黄色い壁面がYellowStoneの名前の由来。
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そして滝から豪快に上がる水しぶきが常に大きな虹を作り出している。
この光景を見るのには300段くらいのすごいアップダウンを我慢する。
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Canyon Villageから少し南下した所に、バッファローが群れている平原がある。
あまり近づいてはいけないのだが、数十メートル先位のところまでは近寄れる。
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Canyon VillageのNorth Rim、北壁、滝の真上からの眺め。
この虹には見とれる。
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滝からの全景。
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エルクが目の前に!
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北ループ側、様々なところで不思議な自然の光景が。
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開けた光景にドライブも爽快。
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シカを見つけ、ちょっとおかしなフォックスウォークでストーキング中の親子。
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最終日。西ゲートからMadisonの間にあるエルクの群れのポイントで。
川の流れの中で幻想的な光景。
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北ループ、Mammoth、噴出した鍾乳石が樹木の根元を埋めてしまっている様子。
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トルコのパムッカレかとも思わせる鍾乳石による階段状の光景。
温泉の流れは日々変わり、流れの無くなったところは黒ずみ、風化してゆく。
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Liberty Cap、噴出する堆積物で塞がってしまったもの。
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Mammuthの北側にあるキャンプ場から北ゲートへ向かう道を車でしばらく行くと、
川に温泉が噴き出しているところがあります。
まるで黒部渓谷の河原温泉ですが、こちらは地中を掘るのではなく、
川岸から湧き出ている熱湯が川に注ぎ込んでいる様子です。
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注ぎ込む温泉は熱湯で、ちょっと触れないレベル。
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北ゲート、門の周りには開拓時代の様な雰囲気の街並みが。
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機械を使った大規模な散水と、収穫された牧草のこれまた幾何学的な光景が不思議。
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4日めの最後は最終日早朝の飛行機に備えてBozemanに宿泊、
ということで、目を見張る光景の数々、イエローストーンを堪能した5日間でありました。

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