わが家にピアノがやってきた

piano

先日購入したピアノがいよいよ家に届きました。
YAMAHAのU3、1977年製の中古ですが、日本のYAMAHAの工場で修理され、
輸出されたなかなか状態の良いものです。

選ぶにあたっては、結構色々見て回って苦労しました。
新品は$6000以上するので、中古の質の良いものを探していたのですが、
8月のムービングセール(引っ越しする人が売りに出す)時期から少しずれてしまい、
なかなか安くて手ごろな出物が無く、コネチカットの方まで見に行ったりしました。

ニューヨークのピアノの中古市場は、ディーラで買えば手っ取り早いのですが、
YAMAHAというだけで$5000近い価格がつけられており、本来の質からは
$1000~$1500は高い様子です。

日本の方でそうした中古の品定めと仲介をしている方があり、
品定めに一緒に回ってもらいました。
聞いてみると、
1.ピアノは輸送にお金がかかるため、”もてあます”という事があり、
 買う側も普通わざわざ郊外まで見に行かないため、郊外ほど安い出物がある。
2.中古のピアノでも弦の張替えやハンマーの修理で良い状態のものがある。
 逆に修理技術者の腕が悪いと、質が落ちてしまう。
3.YAMAHAは80年代の音質があまり良くなく、90年代の新しいものか、
 70年代以前のもので修理状態が良いかどうか。
4.Steinwayは新品は買う価値が無い。しかし古いものについては
 50年代でも60年代でも当時と同じ修理材料がすべてそろっており、
 腕の良い技術者の修理がされているものであれば価値がある。
等々。

弾き比べてみると本当に同じ型のピアノでも音色は全く異なり、
音がキャンキャンし過ぎなもの、部分的に曇っているものなど様々でした。
弦を最近張り替えたという情報をもとに行ってみると、
“前の持ち主がそう言っていた”なんて結局いい加減な情報だったり。
弦の色を見ればわかるし、やっぱり音色を聴けばばれてしまうのですが。
もちろんハンマーの状態などを詳細に調べてもらえたので、評価を間違う事はありませんでした。

ひとつ、SteinwayとKawaiが共同で作ったBostonというピアノが、
なかなか優雅な音をさせていたのですが、ハンマーの修理が必要という事もあり断念。
結果として最もバランスの取れていたこのU3になりました。$3999。
NJからの輸送費$290、ピアノ用加湿器の設置と調律が$600~700、
仲介手数料もありますので、結果的に$5000オーバーの買い物にはなったわけですが。
でもやはり、納得のいかない音のピアノを価値以上の価格で手にするよりは、
余程良かったと思います。

さてさて、娘がこれで思い切り練習してくれるのも楽しみですし、
妻が”愛の夢”なんかを弾いてくれるのも楽しみです。
私も少し近所を気にしつつ、ラテンピアノを練習したいと。

やっぱり家にピアノが来たのは嬉しいなぁ。

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