“IS THERE A SANTA CLAUS?”

五番街のショーウィンドウが素敵なクリスマスの時期。
今年のMacy’sのウィンドウが素敵だったのでご紹介します。
Windows on the 5th Ave. is really beautiful.
I introduce Macy’s window this time.

お話は1897年にバージニアという女の子がデイリーサンという新聞社に
“友達がサンタクロースなんていない、というけど、本当にいるんでしょうか?”
と手紙を出したことから始まります。デイリーサンは社説でそれに答えたのでした。
“Nobody can conceive or imagine all the wonders there are unseen and unseeable in the world.”
世の中の目に見えない不思議を全て想像することが出来る人などいない、
ということは、目に見えない大切なものが世の中には沢山あるよ、ということですかね。
英語の全文はこちらで見ることが出来ます。
A girl named Verginia sent a leeter to news paper company, Daily Sun on 1897.
“Some of my little friends say there is no Santa Claus. Please tell me the truth.”
Daily Sun answered to her on the editorial.
Here‘s the full text article.

以下、私のつたない訳で恐縮です。
IMG_6302
ニューヨークにあるおうちの一番上の部屋で、
8歳のバージニアと仲良しのオリ-は
サンタクロースについての素敵な本を楽しんでいました。
“それ、なに?”とサンタが背中にしょっている、
大きな赤い袋を指してオリ-は聞きました。
バージニアは丁寧に答えました。
“おもちゃが入った袋よ。ほら、世界中の子供のための”

IMG_6303
バージニアとお友達は近くの中庭に集まりました。
みんなは彼女の本に見とれて、去年のクリスマスに
サンタが何を持ってきてくれたか幸せに思い出したりしました。
“トレインセットをくれたんだ”
“ドールハウスをくれたわ”
“僕は弓と矢をもらったんだ”

“大人になりなさいよ”
おませな年上の女の子のシャーロットがふふんと笑いました。
“子供だましよ。サンタがいるなんて証明できないわ。
いいこと?サンタなんていないのよ。”
サンタを信じていた彼らの気持ちは、
こんなひどい言い方にすっかりしょんぼりしてしまいました。
でも、バージニアには思いついたことがあったのです。

IMG_6304
友達達はサンタがいる事を確かめようと思って図書館に行きました。
親切な事に司書さんは次から次へと世界中の本を集めてくれました。
“イギリスでは彼はファーザークリスマスと呼ばれているの”
と司書さんは説明してくれました。
“オランダでは、CINTER KLASなのね”バージニアは叫びました。
Billsnickle, Kris Kringles, Chimney John…
名前がどうだろうとサンタは世界中で愛されています。
だけどそれでも…いるかどうかの証明はありませんでした。
可哀想なバージニア!
“どれもサンタが本物だってことにはならないわ”
“でも、”と司書さんに聞きました。
“サンタがいないのなら、どうして子供達がみんなサンタを信じてるのかしら?”
本当に、どうして?

ずっと思案し続けていると、バージニアは通りの角で震えながら
小銭を集めているよれよれの”サンタ”に出会いました。
気の毒なこの魂は、誰か必要な人に彼のコートを与えたんだわ!
バージニアはリボンのかかった大きな箱でそれに答えました。
“こぶたの貯金箱を壊して、あなたのためにこれを手に入れたの”
“そんなのとても受け取れないよ。”とその男は喘ぎながら言いました。
見とれる程美しい赤いコートを憧れの眼差しで見つめながら。
“いいえ、いいのよ”と彼女は強く言いました。”メリークリスマス!”
彼は深く感動して、”今日は君こそがサンタクロースだよ”と言いました。

IMG_6305
お父さんなら知ってるはず!
“事実から調べてみよう”お父さんは言いました。
“誰かが去年プレゼントを持ってきた。そして
お前が置いておいたミルクとクッキーを食べたという事は…”
バージニアはお父さんの説明には満足しませんでした。
でも、机の上に置かれた新聞で良く聞く言葉を彼女は思い出しました。
“THE SUNに書かれていることは、正に事実です”
すぐさま彼女は本当の事を聞きたくて、手紙を書きました。
“サンタクロースはいるんでしょうか?”
そして彼女は返事を待って、待って…
心配になって、バージニアのお母さんは優しく言いました。
“サンタを信じることは、あなたが何か確かめなきゃいけない事じゃないの
あなたの行いなのよ。みんなに親切にしていれば、それでいいことなの”

IMG_6306
THE SUNの新聞社のオフィスでは、編集者がバージニアの手紙をじっと見つめていました。
どうやって答えたらいいだろう?
どんな風に希望や感動をこの小さな女の子に、いや町中に、そして世界に与えられるだろうか?
ついに彼はペンを手に取って、返事をしたためる事にしました。
いずれそれはサンタと同じくらい有名になる返事を。
“もちろんです、バージニア。サンタクロースはいます。
愛や思いやりや信じる心があるのと同じくらい明らかに彼は存在しています。
千年でも、いや、一万年の更に十倍でも、彼は子供達の心を喜ばせ続けるでしょう”
ついに、本当に文字通りのはっきりした答えでした!

IMG_6307
バージニアはニュースを聞いた全ての子供達と同様、大喜びでした。
結局、お父さんが言った通り、
“THE SUNに書かれていることは、正に事実”だったのです。
世の中は、どんなことだって素敵で喜びに満ちていて、
そして信じることは今まで以上に崇高で深遠で多様なのです。
でもちょっと待って?でもバージニアの大好きな本にあった、
あのふとっちょで髭を生やした赤い服の人は誰なのか…
もしかしたら… そうですね、バージニア。

コメントする

UA-19916095-1